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CORRESPONDENCE/LANDSCAPE 07
心景画 -2-
[ 廓寥- Empty Sky ]
ITOI Jun 糸井 潤
2007.7.19 (Thu) - 8.3 (Fri)
12:00 - 19:00
日・月曜休廊 最終日・祝日 18:00
「どこかで見ていた人はなかったかと、また自分は見廻して見た。垂れ下った曇空の下に大きな邸の屋根が
並んでいた。 しかし廓寥として人影はなかった。」
(梶井基次郎「路上」より)
数々の移動を繰り返して来た僕は或る日空を見上げてみる。
その空は様々な場所で過ごした時に仰いだ空と変わらずに虚無を携えていた。
そこで出会った人々はその「場所」に留まり、 移動を繰り返すのは自分ひとりだけだと思えて来る。
そしてその「場所」と「人々」の記憶は、
ピントがいつまで経っても合わないレンズから見える光景のように霞み、薄れて行く。
糸井潤
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