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二人《二人のショー》より 2019年 ©Two People


第12回恵比寿映像祭 YEBIZO MEETS 地域連携プログラム
「二人のショー (英: Two People Show )

2020年2月1日(土) - 2月29日(土)


このたび、工房 親 CHIKAでは、「第12回恵比寿映像祭 YEBIZO MEETS 地域連携プログラム」参加にあわせ2020年2月1日(土)から2月29日(土)まで企画展「二人のショー 」( 英 : Two People Show )を開催いたします。

2019年夏に、宇田川直寛と横田大輔によって結成されたユニット「二人」による初の展覧会。現代における写真と映像による表現の可能性を問いかけるスリリングで実験的な試みとなります。

本展覧会のキュレーションに深川雅文氏(キュレーター/ クリティック )を迎え、会期中には「二人」( 宇田川直寛・横田大輔 ) とキュレーター深川雅文氏によるトークを2月8日(土)4pm~5pmに開催、同日5:30pm~7:00pmにオープニングレセプションを開催します。(どなたでもご自由にご参加いただけます。)


会期中、みなさんのご来場お待ちしております。


二人とは何者か? 深川雅文(キュレーター/クリティック)

人と人、ふたり。人と人の間には隔たりがある。しかし、人は孤絶して存在しているのではない。『人間の学としての倫理学』を執筆した哲学者、和辻哲郎は「人間」を「じんかん」と呼び、その「間」こそが人間を人間たらしめる存在の基盤となると述べ西欧哲学の伝統的な人間学からの解放の道を示した。二人の間に何があるのか? それは無限の可能性があるだろう。
愛がある場合もあれば、憎がある場合もある。その様相は、二人の眼差し、所作、そして何よりも交わされる言葉や会話に現れるだろう。二人が何者なのか、どのような心と思考を持っているのか、そもそもどういう人間なのかはこうしたやりとりの中に自ずと開き示される。今回、展示する作家ユニット「二人」を構成する宇田川直寛と横田大輔は、個々に作家活動を行いながらグループとしても活動してきた。「二人」としての最初の発表となる本展覧会では、彼らが常日頃行なっている会話を展示のために集中して行いそれを素材として映像とともにギャラリー空間の中に出現させる。展示を体験するあなたは、二人の会話とその「地」にある不可視の「間」に直面して何を感受するのか? あるいは感受しないのか? 感受と不感受の間に何があるのか? 人間存在の迷宮を巡るエニグマが噴出するとともにその解読ゲームが起動する。     



「二人」 Two People
宇田川直寛、横田大輔によるユニット。2019年夏に結成。


アーティストコメント

「私たち二人の関係性は“何かを作る”という目的によって担保されている。
 しかしなぜ二人なのか、なぜ共同で何かを作ろうとしているのか、そもそも私たちそれぞれが制作する理由とは一体なんなのか。
 一つの問題を遡ることで根本的な問いに直面することになるのだが、そこに明確な回答があるわけではない上に、お互い他人である私たちが同一の回答を見つけ出すことはそもそも不可能である。結果的に言えば、共通意識/認識の元で明確な回答を持ち合わせた制作を行いたいわけではない。  
 おそらく、制作の為に保たれている関係というのは嘘であって、本当は関係を保つ為に制作という仮の目的が必要なだけなのだろう。」



【略歴】 

宇田川 直寛  Utagawa Naohiro
1981年生まれ。
主な受賞歴に「Foam Talent 2015」(2015)、キヤノン写真新世紀佳作(佐内正史選、2013)、第8回写真「1_WALL」ファイナリスト(2013)。主な個展に「Bule gun」( MERCY、福岡、2019)「パイプちゃん、人々ちゃん」( ガーディアン・ガーデン,東京、2018)、「Assembly」(QUIET NOISE,東京、2017)、「7Days Aru / Irukoto」(Goya Curtain、東京、2016)、「DAILY」(明るい部屋、東京、2010)。主なグループ展に「Foam Talent」(De Markten、ブリュッセル、Beaconsfield Gallery、ロンドン、2015)など海外のほか、国内では「どうにもならない 」(TALION GALLERY、東京、2017)「New Material」( Casemore Kirkeby, San Francisco)など。
2016年から写真家の北川浩司、横田大輔とともに「Spew」を結成し、ZINEの制作や音楽パフォーマンスなど幅広い活動を行う。


横田 大輔  Yokota Daisuke
1983年埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。2010年、第2回写真「1_WALL」グランプリ受賞。Unseen Photo Fair にてOUTSET|UNSEEN Exhibition Fund を受賞(2013)。Photo LondonにてJohn Kobal Residency Awardを受賞(2015)、Foam Paul Huf Awardを受賞(2016)、写真の会賞受賞(2016)。これまでに『MATTER/BURN OUT』『VERTIGO』『垂乳根』などを始めとする数多くの写真集を発行。主な個展に、Foam写真美術館での「Site/Cloud」(2014)および「Matter」(2017)、グループ展に「コラムプロジェクト トランスディメンション-イメージの未来系」(あいちトリエンナーレ2016)、「SHAPE OF LIGHT」(テート・モダン、2018)、「Painting the Night」(ポンピドゥ・センター・メス、2018-2019)など。
2016 年、写真家の北川浩司、宇田川直寛とともに「Spew」を結成し、ZINE の制作や音楽パフォーマンスなど幅広い活動を行う。



本展キュレーター


深川 雅文 Fukagawa Masafumi ( キュレーター/クリティック )

川崎市市民ミュージアム在職中、「バウハウス 芸術教育の革命と実験」(1994 )、「現代写真の動向」(1995, 2001 )、「生きるアート 折元立身」(2016 )などを企画。2017年春からフリー。2019年バウハウス100周年記念巡回展「きたれ、バウハウス」を監修。著書『光のプロジェクト ―写真、モダニズムを超えて―』(青弓社 2007)、訳書『写真の哲学のために』(ヴィレム・フルッサー著 勁草書房 1999)、共著『現代写真アート原論 《コンテンポラリーアートとしての写真》の進化形へ』(フィルムアート社 2019)など。国際美術評論家連盟日本支部(AICA Japan)会員

公式ウェブサイト: Art & Article by Masafumi Fukagawa  
https://www.mfukagawa.com


DMデザイン:岸田紘之 Kishida Hiroyuki

▼展覧会概要


展覧会名  『二人のショー』( 英:Two People Show ) 第12回恵比寿映像祭 YEBIZO MEETS 地域連携プログラム 

会期    2020年2月1日(土) - 2月29日(土) 


Artist
二人 (宇田川直寛、横田大輔)

キュレーター
深川雅文 (キュレーター/ クリティック )

トークショー (無料)
2月8日(土) 4pm - 5pm

オープニング ( どなた様でもご参加頂けます。)
2月8日(土) 5:30pm ~ 7pm

開廊    水 - 日   12:00 - 19:00 
      (日曜は18時まで。展示最終日2/29は17:00まで。)

休廊    月・火・第一水曜(2/5)

会場    工房 親 CHIKA

      〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

TEL / FAX 03-3449-9271

交通    地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

      JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 

      渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 徒歩3分

Website   http://www.kobochika.com


▼第12回恵比寿映像祭

THE IMAGINATION OF TIME
時間を想像する

会期
2020年2月7日(金)−2月23日(日・祝)
10:00−20:00 (最終日は18:00まで)
10日(月)、17日(月)をのぞく15日間

会場
東京都写真美術館
日仏会館 / ザ・ガーデンルーム / 恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連帯各所ほか

Website  https://www.yebizo.com/jp/

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