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シリーズ企画 第8回
春韻
1月9日(土) ― 1月24日(日)

開廊日時| 水 - 日   12:00 - 19:00
(日曜18時まで 展示最終日17時まで)

休廊 | 月・火 


小林翼  鈴木敦子 似内美乃里 
福室みずほ 堀部由佳子 山神悦子


工房 親 (東京・恵比寿) では、「春韻」展を、1月9日(土)から1月24日(日)に開催いたします。「春韻」展の「春韻」は造語で、春の訪れを希望を持って待つような心境を表した企画展となります。女性作家6名と共に、新春の企画展をお届けいたします。新春をアートと共に、皆様のご高覧、Website、SNS、ご来場など様々なかたちでお待ちしています。

企画展「春韻」はシリーズ企画として2014年から毎年開催。

※オープニングは開催いたしません。
※新型コロナ感染拡大状況に応じて開催日時や営業方法が変更となる場合もございます。
※ご来廊時にはマスク着用の上、手指消毒をお願いいたします。
※最新情報はwebsite、または、email宛てにお問い合わせ下さい。

 お問い合わせ先は info(*)kobochika.com  *を@に変更の上、ご連絡をお願いいたします。

何卒ご理解ご協力いただけますと幸いです。




2019年の暮れから流行した新型コロナウイルスは、あっという間に世界を席巻してパンデミックとなった。

工房チカも3月から6ヵ月間展示を休みました。

年が改まって2021年頭を飾る展示は、やはりシリーズ企画の春韻展です。

時代が変わり状況変わりウィズコロナでも、新年を祝い新しい年が希望に満ちた良い年になるよう願う気持ちは、変わらないです。

むしろより一層強まっていると感じています。

この展示に参加する女性アーティスト達は、このような時期だからこそアートが持つ力を発揮して、皆様達を元気付け希望溢れる年にしたいと考えながら制作してきた。

2021年の初詣は、蜜がなく換気された工房チカの春韻展にお越し頂けたら、と存じます。

工房チカでは、感染対策を引き続き考えオープニングは致しません。


皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
お陰様で、工房チカは2021は31年目のスタートを切りますが、今後とも現代を生きる作家のアートを工房親から発信し、今後とも独自の企画展を開催していきます。

工房 親 主宰 馬場隆子


小林翼 KOBAYASHI Tsubasa


黒   2016  膠、墨、和紙  410×410mm  ※今回の展示作品ではありません

●コンセプト
素材との協業を念頭に、人間のコントロールの割合を考えながら作品を作っています。そしてその作品の中には、小さな世界が生まれるように気をつけています。


略歴
1982年 岐阜生まれ
2004年 東京学芸大学教育学部美術卒業
2012年 東京藝術大学美術研究科絵画専攻版画修了
2018年現在  東京藝術大学特任研究員

2010年 第78回日本版画協会版画展<賞候補>
2010年 第35回全国大学版画展<町田市立国際版画美術館収蔵賞>
など。

・個展
2012年「小林翼」MUSÉE F
・グループ展
2016年「感覚の伝言 vol.3」耀画廊
2016年「全国公募日美展特別展示 2016 現代水墨画作家」国立新美術館
2017年「春韻展」工房親
その他展示多数。


鈴木敦子 SUZUKI Atsuko

鈴木敦子「一雨」 ミクストメディア、油彩、アクリル絵の具、水性アルキド樹脂、墨、色鉛筆、ジェッソ、麻布、パネル 2020   ※今回の展示作品ではありません  


●コンセプト
季節の移り変わりの中で、肌で感じた空気の変化や風景から着想を得ています。手を動かしながら、制作の次の工程を探りながら進めていきます。予想をしていなかったものが作品から現れてくることがあるので、それを逃さないようにしたいと思います。

●略歴

略歴

1981 東京都生まれ

2004 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業

2013 第28回ホルベイン・スカラシップ奨学生


個展

2016 「中庭」Gallery Pepin(埼玉)

2015 iGallery DC(山梨)(’19)

2013 「つなげる」OFFICE IIDA(東京) (’18)

2010 「描く・ぬう」A-things(東京)

2006 藍画廊(東京)(’07, ’08, ’10, ’12, ’14, ’20)


主なグループ展

2019 「FACETS」ART TRACE GALLERY (東京)

2017 「春韻」工房 親(東京)(’18, ’19)

   「LOOP」東京都済生会向島病院 (東京)

2014 「ART OSAKA 2014」ホテル グランヴィア大阪 工房 親 (大阪)

2013 「VOCA展2013 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」上野の森美術館 (東京)

   「NEW CITY ART FAIR」阪急うめだ本店 阪急うめだギャラリー 工房 親 (大阪)

2011 「Art in an Office―印象派・近代日本画から現代絵画まで」豊田市美術館 (愛知)

2010 「時の遊園地」名古屋ボストン美術館 (愛知)

   「絵画のサイズ・絵画のイメージ」工房 親(東京)

   (’11「絵画を考える―支持体」, ’12「描くモノ」, ’13「色彩」, ’15「自然」, ’18「時を描く」, ’19

   「音を描く」)

2009 「2009 ASIAN STUDENTS YOUNG ARTISTS ART FESTIVAL」Defense Security Command Old building   gallery

    21yo-j (韓国)

2008 「ASIA TOP GALLERY HOTEL ART FAIR 2008」ホテル ニューオータニ 藍画廊(東京)



似内美乃里 NITANAI Minori
 
(左)「粒②」2019 木 油絵具 アクリル 36.5×26cm
(右)「粒①」2019 石膏ボード 油絵具 15 ×15cm
   
 ※今回の展示作品ではありません

●コンセプト
人と接する事でみえてきた自分や人、周りとの関係も振り返りつつ、いろんな人のありのままを受け入れたい、という思いで、描いています。今回の新作は、花がコンセプトになっていて、昨年よりも少し華やかに、積極的に、でも真面目に、謙虚に、個性や、らしさについて想いながら描きました。

●略歴
1993.10.15生  岩手県宮古市出身、盛岡市在住 職業:会社員
盛岡大学短期大学部 卒

2013 MINORI NITANAI 1st EXHIBITION 2013 岩手県盛岡市 クラムボン
2016~2020 「さまざまな形、さまざまな色」 工房 親


福室みずほ FUKUMURO Mizuho
「watershed」 91×73cm パネルにキャンバス、アクリル、顔料インク 2018  ※今回の展示作品ではありません

●コンセプト
古い日本の絵画に見られた空間や線の表現、抽象性に強く惹かれ、その表現方法を自分なりに発展させたいと考えて制作を続けてきました。特に線の持つ表現力を大切に考えています。作品のテーマや抽象画・具象画にかかわらず、どのような線を引くのかということをいつも考えています。

今、作品のテーマとなっているのは「supr(=痕跡)」です。
見えない場所で起こる自然の営みやシステムに興味を持ち、これまでも地層や水脈をモチーフに描いてきましたが、この遠い場所と自分自身の間に何か関係性を見つけてみたいと考えています。


●略歴
筑波大学芸術専門学群 美術専攻 日本画コース卒業

個展
2003〜05  ARTSPACE Arles(牛久)
2003、05、06  十一月画廊(銀座)
2006  日仏会館(恵比寿)
2008   Gallery Archipelago(茅場町)
2010  ギャラリープラーナ(恵比寿)
2011、14、20  art gallery closet(西麻布)
2016~20 KURUMA’RT contemporary (日本橋)

グループ展
2004  拡兆する美術TSUKUBA2004(茨城県立つくば美術館/つくば)
2015  「Storytellers East&West展」(工房 親)
2018、19、20 、21春韻展 (工房 親)
他多数


堀部由佳子 HORIBE Yukako

(左)「moving - tree」2019 油彩、キャンバス 33,3 × 24,2cm   ※今回の展示作品ではありません

●コンセプト
動いていることをテーマに制作しています。
描線は動いていることの軌跡で、動きそのものです。
よそ見をしながら手を動かしたようななぐり描きの描線を神妙に描き起こしています。
リスペクトの気持ちを込めています。

●略歴
1986年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1988年 東京芸術大学美術学部版画科修了

1986年 小野画廊 銀座
1998年~2018年他  工房“親”個展ー企画展
1999年他 銀座九美洞ギャラリー
2003年  ギャラリー52三人展 飯田橋
2004年  韓国-Environment Art Expo Korea 2004  韓国
2005年  niche gallery 3人展 企画展 銀座
2011年~17年 東北大震災復興支援のためのサポート展サポサポプロジェクトに参加
TAMON賞展、第9回ホルベインスカラシップ、第3回アート公募’99企画作家選出展、 第7回日仏会館ポスターコンクール佳作、ギャラリーフィナール日仏現代作家展

その他、展示多数


山神悦子 YAMAGAMI Etsuko
 
(左)「ブラジルの石」 2019  652x652mm oil on canvas
(右)「山頂の石」  2019  242x333mm oil on canvas   ※今回の展示作品ではありません

●コンセプト
1989年から抽象絵画を制作、発表している。呼吸、拍動、腕の動きなど自分自身の身体性、特にリズムを意識しつつ、2013年からは外部のモチーフを取り入れて抽象化するようになった。山水に始まり、水の中の生き物、塩、鉱物と対象を変えながら自然と人間の関係を考えている。最近は鉱物、岩石から視野を広げて地質、地形にモチーフを求めている。

●略歴
1950年香川県生まれ
1973年お茶の水女子大学家政学部卒業
1989年から個展、グループ展で、油彩、ドローイング、版画などを発表している。工房親では’99年から個展、2人展、グループ展で主に油彩作品を発表している。
’98マケドニア、’00ブルガリアで滞在制作、’01第2回資生堂ADSP選出、’03第1回サン・モール版画ビエンナーレ入選(フランス)、’08 ART OSAKA(大阪)、’12 Slick contemporary art fair(ベルギー)、’18 Affordable Art Fair Hong Kong 2018(香港)に参加。最近の発表として’18工房親企画「レストランかえりやま」で個展「Tune of stone」、’19 Gallery惺SATORUで個展「絵画が生まれる時」、工房親で’19「絵画を考える−その10音を描く」、’20「春韻」に参加。



オンラインストア
2020年9月オンラインストアオープンしました。(こちら)



※オープニングは開催いたしません。
新型コロナ感染拡大状況に応じて開催日時や営業方法が変更となる場合もございます。
ご来廊時にはマスク着用の上、手指消毒をお願いいたします。
最新情報はwebsite、または、email宛てにお問い合わせ下さい。



会場 工房 親
住所 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 2-21-3

交通

地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分

JR山手線「恵比寿駅」西口 徒歩15分 

渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 徒歩3分 

     
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